先日安売り情報を載せましたClickteam fusion 2.5をいじっている中、こんな事を思いました。
「弾を一定の位置に移動後に停止し、変化を加えたい。」
ということで、やり方を見つけたので備忘録がてら記事にしました。
まずは、弾代わりのアクティブオブジェクトを追加します。
次に、画面の右から左へ移動するように、動作の種類をバウンスボール、初期方向を左(16)に設定。
これだけで弾が右から左へ移動するようになりました。
ここからはイベントの設定です。
まずは、画面半分に来たら停止するようにします。
イベントエディタを開いて、「オブジェクトのX座標が表示領域の半分以下の場合、オブジェクトを停止する。」というイベントを設定します。
このあと、一定時間の経過後何かしたい・・・ということで、「一定遅延後に発射イベント」というものを使います。
ここでは3秒待機するように設定します。
この後が重要で、計算式ウインドウが出てきます。
これは、先程設定した猶予時間の経過後に発生させる「イベント名」を設定するウインドウになります。
なので、任意の名前を入力することになります。ここでは「再始動」と入力しました。
イベントエディタに戻り、新しい条件でタイマーの中にある「イベント発生時」というものを選択します。
すると、また計算式ウインドウが出るので、先程入力した「再始動」を入力します。
その後は、一定時間後に動かしたいイベントを色々と設定します。
方向を変えたり・・・
速度を変えました。
その後、開始イベントを設定します。
これで完成・・・とはなりません!
このままでは再始動した後、またオブジェクトが画面の左半分へ来た場合、動きが再度停止してしまいます。
ですので、動きが一時停止するのは最初の1回のみという制御を加えなくてはいけません。
ここではフラグを利用して制御を行うよう設定しました。
まずは、1番目の停止条件に「フラグ0が無効の時」という条件を加えます。
計算式にどのフラグが対象かという番号を入力します。
ここでは0を入力します。
次に、再始動後に「フラグ0を有効化」する処理を追加します。
同様に、対象のフラグ番号を入力します。
これで完成になります!
ちょっとしたトリッキーな動きを加えるには、こんな感じで組むことが出来ました。
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